Guide / PC back advertising
PC背面広告とは?
ノートPCを広告媒体にする
仕組み・海外事例を解説
PC背面広告とは、ノートPCの背面スペースを広告枠として活用する広告手法です。PC所有者が普段どおりカフェ、コワーキングスペース、大学、オフィス、イベントなどでノートPCを使用することで、これまで広告媒体ではなかったPCの背面を、新しい広告接点として活用します。
MacBookだけでなく、WindowsやChromebookなどを含むノートPC全般で考えられる広告手法です。
公開・最終確認日:2026年9月3日
01 / Definition
PC背面広告とは?
PC背面広告(ノートPC背面広告)とは、ノートPCのディスプレイ背面、いわゆる「天板」を広告スペースとして活用する手法です。一般的な屋外広告やデジタル広告とは異なり、広告を掲載したノートPCそのものが持ち主と一緒に移動します。
例えば、カフェ、コワーキングスペース、大学、オフィス、イベント、カンファレンスなど、PCが日常的に開かれる場所が広告との接点になります。
企業ロゴやブランドデザインなどをステッカー等で掲出し、ノートPCの背面を広告媒体として活用するのが基本的な考え方です。ただし、広告の掲載方法・契約形態・報酬・掲載期間などはサービスや案件によって異なります。
02 / How it works
PC背面広告の仕組み
PCオーナーが参加・登録
企業が広告案件を出す
ノートPC背面に広告を掲載
日常の中でPCを使用する
サービスによっては、企業から支払われた広告費の一部が、実際に広告掲載へ参加したPCオーナーへ支払われる仕組みがあります。
Founding 1000では、広告案件が成立し、実際に広告掲載へ参加したPCオーナーへ広告掲載料の一部を還元するモデルを予定しています。登録だけで報酬が発生するものではありません。
03 / Why the lid
なぜノートPCの背面が広告媒体になるのか
PCの背面は周囲から見える
PCを開いて使っている本人には見えませんが、向かい側や周囲の人からはディスプレイ背面が見えます。
人と一緒に移動する
固定された広告看板と違い、PC所有者がカフェ、職場、大学、イベントなどへ移動するとPCも一緒に移動します。
日常的に存在している
新しい広告設備を設置するのではなく、すでに日常で使われているノートPCの表面を広告枠として捉え直します。
1台ではなくネットワーク化できる
1台では小さな広告枠でも、多数のPCを束ねることで新しい広告ネットワークとして考えられる可能性があります。
これまで広告媒体ではなかった場所を、広告媒体として捉え直す。それがPC背面広告の特徴です。
04 / Overseas precedent
海外で生まれたPC背面広告
「Brand My Mac」
Brand My Macは、フランスの個人開発者Vincent氏が始めた独立プロジェクトです。MacBook Pro 14インチの背面を10の広告枠に分け、企業などが各枠へオークション形式で入札できる仕組みを公開しました。
2026年9月3日時点、公式サイトでは10枠すべてに入札が入り、合計7,503ユーロと表示されています。これは確定売上ではなく、確認時点でサイト上に表示されたオークション金額です。当初掲げたMacBook購入目標額は上回っています。
Brand My MacはApple Inc.とは無関係で、同社による承認・後援を受けたプロジェクトではありません。
Brand My Mac公式サイトを見る05 / From experiment to market
1台のMacBookから、PC背面広告のマーケットプレイスへ
Brand My Mac公開後、「自分のノートPCでも同じことをしたい」という反応を受け、Vincent氏はBrandMyLaptopを公開しました。PC背面広告というアイデアが、1人の実験から複数のPC所有者が参加できるマーケットへ拡張した流れです。
BrandMyLaptopではMacだけでなくPCも対象です。PC所有者自身が広告枠を作り、位置・価格・掲載期間などを設定し、ブランドが固定価格の広告枠を購入します。販売者が広告内容を承認した後、自らステッカーを用意してノートPCへ掲載するモデルです。
2026年9月3日時点、公式サイトには111台が広告主を募集中と表示されています。出品は広告枠の販売を保証するものではなく、売買は各PC所有者と購入者の間で行われます。
BrandMyLaptop公式サイトを見る
06 / Comparison
海外事例と、日本のFounding 1000は何が違う?
Brand My Mac
- 仕組み
- 1台のMacBookを10枠に分けたオークション
- PCの売り方
- 1台の中の広告枠を個別に販売
- 広告主
- 各枠へ入札する企業等
- PCオーナー
- プロジェクト運営者本人
- 規模
- 1人・1台
- 広告掲載料
- オークションの落札額
BrandMyLaptop
- 仕組み
- 各PC所有者が広告枠を出品するマーケットプレイス
- PCの売り方
- 所有者ごとに1台ずつ販売
- 広告主
- 掲載先を選んで購入するブランド
- PCオーナー
- 広告枠の価格と条件を設定
- 規模
- 複数所有者・個別販売
- 広告掲載料
- 所有者が設定した固定価格
Founding 1000
- 仕組み
- 複数のノートPCを束ねる広告ネットワーク構想
- PCの売り方
- 多数のPCを1つの広告媒体として提供
- 広告主
- ネットワークへ出稿する企業
- PCオーナー
- 案件ごとに参加を選択
- 規模
- 最初の1,000台を募集
- 広告掲載料
- 案件ごとに条件を提示
Founding 1000が目指しているのは、海外サービスをそのまま日本で再現することではありません。
「1台ずつ売る」のではなく、「多数のPCを束ねて1つの広告媒体として企業へ提供する」。日常の中で使われる多数のノートPCを束ねることで、新しい広告ネットワークそのものをつくることを目指しています。
現在は、その最初の1,000台を集める「Founding 1000」を進めています。
07 / For PC owners
PCオーナーはどう参加する?
- STEP 01
Founding Memberとして無料登録
- STEP 02
広告案件の案内を受け取る
- STEP 03
企業・広告内容・期間・報酬を確認
- STEP 04
参加したい案件だけ選ぶ
- STEP 05
広告を掲載したPCを普段どおり使用
登録しただけでは広告掲載義務はありません。案件ごとに参加するかどうかを選べます。広告案件が成立し、実際に掲載へ参加した場合に報酬が発生します。
08 / For advertisers
広告主にとってPC背面広告はどんな広告媒体?
日常空間に出る
カフェ、大学、コワーキングスペース、イベントなど、日常の場所で使われるPCが広告接点になります。
人と一緒に移動する
固定媒体ではなく、PC所有者が場所を移動すればノートPCと広告も一緒に移動します。
デジタル広告とは異なる接点
ブラウザやSNSの画面内ではなく、現実の空間でブランドが見える広告フォーマットです。
従来になかった広告枠
これまで広告媒体として扱われてこなかったノートPC背面を、新しい広告枠として捉えます。
PC背面広告はまだ新しい広告手法です。現段階でリーチ数、インプレッション数、認知率、ROIなどの広告効果を保証するものではありません。
09 / Considerations
PC背面広告を行う際の注意点
自分が所有・使用権限を持つPCであること
会社、学校、団体等から貸与されているPCへ広告を掲載する場合は、所有者・管理者のルールや許可を確認する必要があります。
広告内容を確認すること
PC所有者自身が広告内容を確認し、参加するかどうかを選択できることが重要です。
PC本体への貼付方法
ステッカー等の使用により、糊残り・変色・表面への影響等が起きる可能性があります。使用する素材や貼付方法、端末メーカーの注意事項を確認する必要があります。
報酬は案件によって異なる
Founding 1000では広告案件ごとに条件を案内するため、登録時点で固定報酬を保証するものではありません。
10 / Devices
MacBookだけ?WindowsのノートPCでも広告媒体になる?
Brand My MacのようなMacBook広告の事例が知られていますが、PC背面広告はMacBookだけを対象にした考え方ではありません。
パソコンを広告媒体として考える場合、Founding 1000ではMacBookに加えてWindows PCやChromebookなど、ノートPC全般を対象としています。
実際の広告案件では、PCのサイズ、背面素材、利用状況などによって参加条件が設定される可能性があります。具体的な条件は案件ごとに案内します。
11 / Founding 1000
日本でPC背面広告ネットワークをつくる「Founding 1000」
株式会社クリエイティブジャンプでは、ノートPCの背面を広告媒体として活用する「Founding 1000」を開始しています。
目指しているのは、1台ずつPC広告を販売する仕組みではなく、複数のノートPCをネットワーク化し、ひとつの広告媒体として企業へ提供することです。現在、その最初の1,000台となるPCオーナーを募集しています。
初回登録に必要な情報
- 名前(ニックネーム可)
- メールアドレス
- 都道府県
登録は無料。広告掲載は案件ごとに選択できます。
登録無料 / 約30秒 / 広告掲載義務なし
12 / Outlook
PC背面広告は、これから新しい広告媒体になるのか
PC背面広告は、屋外広告やSNS広告のように確立された広告媒体ではありません。
海外で個人のMacBook背面広告からマーケットプレイスへ発展した事例が生まれ、日本でもFounding 1000のような新しいモデルが始まったばかりです。
1台のノートPCでは小さな広告スペースでも、多数のPCが集まれば新しい広告ネットワークになるのか。Founding 1000では、その可能性を実際に検証していきます。
いつものノートPCが、広告媒体になる。
FAQ
PC背面広告についてよくある質問
PC背面広告とは何ですか?
+
ノートPCの背面スペースを広告枠として活用する広告手法です。企業ロゴや広告デザインなどを掲出し、PCが使用されるカフェ、大学、オフィス、イベントなどを広告との接点として活用します。
MacBook以外のPCでもできますか?
+
Founding 1000ではMacBookだけでなく、Windows PCやChromebookを含むノートPC全般を対象としています。実際の参加条件は広告案件ごとに案内します。
PCに広告を貼ると報酬がもらえますか?
+
サービスや案件によって異なります。Founding 1000では、広告案件が成立し、実際に広告掲載へ参加したPCオーナーへ広告掲載料の一部を還元する予定です。登録だけでは報酬は発生しません。
登録すると必ず広告を貼らなければいけませんか?
+
いいえ。Founding 1000では案件ごとに企業、広告内容、掲載期間、報酬などを確認したうえで参加するか選べます。
会社から支給されたPCでも参加できますか?
+
会社・学校・団体などから貸与されているPCの場合は、所有者や管理者の利用ルール・許可を確認してください。
海外にもPC背面広告の事例はありますか?
+
あります。2026年8月にはフランスの個人開発者Vincent氏によるBrand My Macが公開され、その後、複数のPC所有者が広告枠を販売できるBrandMyLaptopへ展開しました。
参考・関連情報
海外サービスの数値・仕様は2026年9月3日に各公式サイトで確認しました。表示内容は今後変更される可能性があります。Founding 1000は各海外サービスとの提携・協業関係を持たない独立したプロジェクトです。